どんなゲーム?

7日後、世界は崩壊します。

回避不能な滅亡を前に、残された僅かな時をどうやって生きるのか?

キャラクターたちの絶望が、苦悩が、葛藤が、拒絶が、虚無が、希望が、どのように描かれていくのか。

ロールプレイの比重が非常に高い、世界に入り込む作品といえるでしょう。

概要(裏表紙より抜粋)

さよならのほし突如訪れる世界の滅びーー。
その週末まで残された時間はあとわずか。

それでもなお、残された時間の中で、夢が、未練が、記憶が、義務が、人間たちを奮い立たせる。
無慈悲に襲う絶望を払いのけて、人は希望し続ける。
「さいごのねがい」を叶えるために。

世界滅亡系TRPG「さよならのほし」は、世界の「終末」を目前にした人間達の、揺れ動く心と最期の瞬間を描くTRPGです。

個人的見解に基づく作品紹介

その潔さ、賞賛に値

世界の滅亡は確定、逃れる手段はありません。
転生もありません、必ずキャラクターロストします。
戦闘ルールもありません、戦うことが目的ではありませんから。

あくまでも、終末までの僅かな時間をどうやって過ごすのか、それだけに焦点の当たられたシステムとなります。

プレイの幅は広く、日常の学園生活、社会人、オタク、百合、BL、異世界、などなど、いろんな設定で愉しむことができるでしょう。

思う存分ロールプレイを愉しんでください。
そして週末を迎えた後、号泣しましょう。

さよならのほしさよならのほしさよならのほし

綺麗に纏った読みやすいレイアウト

本のレイアウトに大きく特筆するべきところはありませんが、しっかりと丁寧に作られています。
大文字、強調、行間、などを上手に使い、読みやすく仕上げられています。
順番に読み進めていくことでルールの理解からキャラ作成、セッションの開始までスマートにできるよう構成されています。
引っかかりのない構成は、ストレスなく読み進めることができるでしょう。

総評

「これはまた、よくぞここまで思い切った、尖ったシステムを作ったものだ」
初期印象です。

基本的には、行動・判定・描写、を繰り返す、むしろ基本に近いTRPGとなります。
好きなだけロールプレイにのめり込むことができるでしょう。
感情移入の好きな人には堪らないのではないでしょうか?

弓路的に、ビガミ勢へとオススメしてみたく感じます。

キャラ同士の相関だけでも楽しめますが、やはりシナリオが大切なシステムと判断します。
サンプルシナリオが付いているのですぐにでも遊ぶことができますが、様々なシチュエーションを選ぶことができるシナリオが増えることで、更なる広がりを魅せてくれると期待します。

作品情報

TRPGサークル「さいころ茶屋

制作スタッフ

ゲームデザイン:渦主ケイちゃくらい
編集全般:渦主ケイ
レイアウト・デザイン全般:渦主ケイ表紙・挿絵イラスト:渦主ケイ
雑用・お茶係:お茶

入手方法

完売
再版の計画は今後検討するとのこと。
電子化もぜひご検討くださいませっ!!!

追記 20160913

再版情報が発表されました。
DL-SITE様にて電子版の購入が可能になりました。

電子書籍、漫画、コミックのダウンロードショップ - Comic さよならのほし

また、ゲームマーケット2016秋にて、紙書籍での購入も可能となるようです、